お金もかからない最高の健康法!それは「呼吸」

お金もかからない最高の健康法!それは「呼吸」

基本は「呼吸」~自分の呼吸でメンテネンスし、整える~

・「呼吸の力」は、すごい!

一日の成人の呼吸量を知っていますか。
2ℓのペットボトル4,000本分の空気を吸っています。
人間は生まれてから、学ばなくても自然にできるものですが、普段は意識しない呼吸を意識的に行うことによって
自然治癒力を高めることができるのです。
呼吸は、寝ている間でも止まることがないことからわかるように、無意識的に行われています。
その一方で自ら息を止めたり、深くしたりすることができる意識的なものでもあります。
つまり、呼吸は自分の意思で動かすことができる体性神経と、自分の意思とは無関係に体の機能を
コントロールしている自律神経とがあります。

呼吸のポイント、それは「息を吐く」を意識することです。吐き切ってしまえば、空気は自然にからだに入ってきます。
吐く息を重視するか、吸う息を重視するかで、いろいろなことがだいぶ変わってきます。
深く長く息を吐き、鼻から吸う腹式呼吸をすること。
「ゆっくり吐いて吸う」を意識すれば、
からだは健康で病気知らずになります。深い呼吸をすることはからだをととのえるためにとても有効な方法です。

・あらゆる分野で「呼吸」が基本となる!

気功、座禅、ヨーガ、エアロビクスなども、心を重視した呼吸法を取り入れ、自然治癒力を強めています。

剣道では、相手の呼吸を見ながら打ち込むことが大切です。 相手に隙を見せてしまうとやられてしまいますので、
相手に隙を見せないためには、できるだけ長くゆっくり息を吐いて、ほんの一瞬の間で吸うことが大切だそうです。
そして相手が息を吸っているタイミングを見計らって、打ち込むのです。

スポーツ競技でのパフォーマンスの低下に、肉体的疲労、精神的疲労があり、場合によっては怪我の要因になります。
運動をすることで体温が上昇し、血液中の酸素濃度が低下して呼吸中枢の興奮が起きるためです。
筋運動によって筋や関節からの神経反射が起きることも、呼吸の速度や深さに関係してきます。

一般に、安静時には1分間に約300mLの酸素を消費しますが、運動時に必要とする酸素量は10倍以上になります。
そのためにも、深く長く息を吐き、鼻から吸う腹式呼吸をすること。
深い呼吸をすることで、全身の緊張が解かれ、副交感神経の働きが高まり、新陳代謝も血液の循環もうまくいき、
不調も解消され、からだがより良い方向に向かうのです。

・感情と呼吸

呼吸をするときに身体に出入りするのが「息」ですね。
息は「自分の心」と書くように、呼吸をコントロールすることが、自分の心をコントロールすることにつながります。

人が喜びを感じている時には、規則正しく、深く、ゆっくりと呼吸します。これに対して、不安や怒りを感じている時の呼吸は、
不規則で、短く、速く、浅くなります。特定の感情に呼応したパターンで呼吸することによって、実際にその感情を覚え始めます。
いわゆるストレスです。
人は息を吸うと心拍数が上昇し、息を吐くと心拍数は低下します。
浅い呼吸を続けていると、副交感神経の代わりに交感神経ばかりが働くようになり、体のあちこちに支障があらわれます。
浅い呼吸は脳や自律神経に影響を及ぼし、ストレスをますます増幅させてしまいます。


浅い呼吸は危険!
ストレスを感じている時、いつのまにか呼吸は浅くなっているものです。浅い呼吸とは、肩や胸だけで行っている呼吸で、
肺の一部にしか酸素を届けることができず、血液中の酸素が不足してきます。

最もそのダメージが大きいのが脳です。普通の筋肉細胞を1とすると、脳の神経細胞はその20倍の酸素を摂取しなければならないからです。

正しい呼吸法を身につけておけば、普段から腹式呼吸が出来るようになり、心身が安定して常にリラックスできます。

・ストレス軽減には、サプリメント摂取も効果的!

アスタキサンチン「A」や酵素「K」は、代謝を高める成分が
配合されています。
代謝が高まると自律神経が整います。
肥満防止や脳の活性化にもつながります。